浄土真宗本願寺派広島別院・安芸教区

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広島別院・安芸教区

2025/08/08

2025(令和7)年度豊耳会仏教講座 年間のご案内

◆8月10日(日)
講題:『ニライカナイで逢いましょう

      ~ひめゆり学徒隊秘抄録~』
講師:桂 春蝶 師 《噺家》

1975年1月14日大阪府生まれ。父である二代目桂春蝶の死をきっかけに噺家になることを決意。    

1994年 三代目桂春団治に入門、初舞台「二代目桂春蝶追善興行」

2007年 なにわ芸術祭奨励賞受賞

2009年 なにわ芸術祭審査員特別賞受賞、8月30日松竹座 三代目桂春蝶襲名披露、南座三代目桂春蝶襲名披露・全国20カ所で襲名公演を開催。繁昌亭大賞爆笑賞受賞

2013年 咲くやこの花賞・大衆芸能部門受賞

2015年 上方落語家として初となるフェスティバルホールでの独演会を開催し満員にする

2020年 初の著書『春蝶の千夜一夜の物語(1)』を出版

2021年 『春蝶の千夜一夜の物語(2)』を出版

2023年 『春蝶の千夜一夜の物語(3)』を出版

 

【桂春蝶の落語で伝えたい想い】をシリーズ化し『明日ある君へ~知覧特攻物語~』『約束の海~エルトゥールル号物語』『手紙~親愛なる子供たちへ~』『ニライカナイで逢いましょう〜ひめゆり学徒隊秘抄録〜』『茶粥屋綺譚』『行と業~わたしは千日回峰行を生きました~』など創作落語を次々と発表。その勢いはコロナ禍でも止まることを知らず、2020年『石と夕陽の間のペロリ』、2022年『お父さんのバックドロップ』、『ハマナスの誓い』と、唯一無二の世界を生み出し続け、各公演は常に満席である。2024年芸歴30周年と【伝えたい想い】の10作目を記念して、自身のルーツを探る作品『太郎と太陽と大』を創作。岡本太郎による太陽の塔の制作秘話でもある。

 

 

◆10月11日(土)
講題:『間 ~混沌とした時代を見つめる~』
講師:野村彰浩 師
<キーボーディスト&サウンドクリエイター>

1975年広島生まれ。4歳でピアノをはじめ15歳で渡英。Don Rendell氏に師事。17歳の時 Guildhall music主催のコンテストにてベストピアニストに選ばれ、 The StableやJazzcafe等英国を代表するジャズクラブに出演し脚光を浴びる。10年間におよぶ英国滞在後、2000年に帰国。

 2002年、new jazz(jazzを主体としながらもファンク・ハウス・現代音楽など取り込む)としての形態を持つ akicool.com project を立ち上げる。神酒大亮監督、映画「FALA」「MINE」(2003年TAMACINEMA FORUMグランプリ作品)の音楽監督を務め、都内や各地で生演奏を取り入れ上映される。

2002〜2003年にはファッションブランド「bajra」の音楽監督を務める。

2004年、音劇レヴュー「龍の衣」や広島の芸術祭典「RESOLUTION」などの舞台でプレイヤー&音楽監督を務める。2006年、TSS(テレビ新広島)デジタル放送開局特番「音を奏でる宮島」に出演し、厳島神社内の国宝「高舞台」にてシンセサイザー(現代楽器としての演奏は高舞台で初めて)を演奏。

2007年、ダライ・ラマ14世法王、デスモンド・ツツ大主教、ベティ・ウィリアムズ女史等3名のノーベル平和賞受賞者を迎えて行われた『広島国際平和会議2006』のDVDの音楽監督、2010年『ダライ・ラマ法王Teaching 2010 in 広島』の音楽監督を務め法王と謁見。

2016年、広島県環境県民局文化芸術課主催『ピースアーチひろしま』出演、広島市8.6のとうろう流し『慰霊の音楽奉献』音楽奉献団員。

2018年、第17回広島国際アニメーションフェスティバルに同年リリースしたフルアルバム「五行思想Cinq éléments」で出演。

 これまでに多数のアーティストプロデュース、楽曲提供やアレンジを行い、他ジャンルのアーティストとのコラボも多く行う。 美術館、映画館、レストランその他様々なシーンで活躍する「平和」を願うキーボーディスト&サウンドクリエーター。 

 

 

◆12月13日(土)
講題:「次世代に伝える仏教 ~七里恒順和上に学ぶ~」
講師:松田正典 師  
   《広島大学名誉教授》

1939年、岡山県津山市に生まれる。広島大学理学部物理学科卒業。理学博士(素粒子物理学)。バ―ジニア州立理工科大学客員研究員を経て、広島大学教授(総合科学部)。同大学院教授(生物圏科学研究科、理学研究科)。2002年3月定年退官。財団法人広島大学仏教青年会理事長、真宗保育学会設立理事、BDK仏教伝道文化賞選考委員、くらしき作陽大学仏教文化研究センター長などを歴任。現在、広島大学名誉教授、くらしき作陽大学客員教授、(財)広島大学仏教青年会評議員長。
2018年、叙勲(瑞宝中綬賞)。
(主な著書)
『いのちの伝承―若者に語る仏教―』、『現代に生きる歎異抄』(以上法蔵館)、
『科学文明を生きる人間』(共著/法蔵館)、
『生きるための歎異抄』、『真実に遇う大地』(法蔵館聞法ブックス)、
『近代医療と生命倫理』(共著/医事新報社)、
『歎異抄後序の心』、『浄土真宗の救い』(芦屋仏教会館編、共著/以上自照社)、『平和と教育』(東本願寺出版社)、
『富士川游の世界』(共著/本願寺出版社)、
『信を得ることとビハーラ』、『救われるとは』(ビハーラ医療団編、共著/以上自照社)、
『広島大学仏教青年会110年の歩み―近代日本精神史の記録―』(寺川智祐編、共著/方丈堂出版)

 

 

◆2024(令和8)年2月14日(土)
講題:『仏教と幸福学 ~被爆80年にあたって~』
講師:西本照真 師
    《武蔵野大学前学長》

武蔵野大学前学長。武蔵野大学ウェルビーイング学部教授。専門は仏教学、中国哲学、インド哲学。1996年に博士(文学、東京大学)。1997年に武蔵野女子大学(現:武蔵野大学)文学部人間関係学科専任講師に就任。武蔵野大学附属幼稚園長、学校法人武蔵野大学理事、武蔵野大学人間関係学部(現:人間科学部)学部長、同大学大学院仏教学研究科長、武蔵野大学しあわせ研究所所長等を歴任。